18ヶ月で1億円稼いだ!菅原式日経225先物デイトレード塾
菅原式日経225先物デイトレード塾は、100万円の初期資金で19ヶ月間で1億1892万8500円を
稼いだ方法として紹介されることが多いのですが、いくつかのカラクリが存在します。
まず、全てのトレードで同じロットサイズでトレードを行った場合(単利運用)では19ヶ月間で
稼いだお金は573万5500円ですから2桁も足りません。
もちろん、1億円以上を稼いだのは嘘だと言っているわけではなく間違いようのない事実ですが、
トレード手法と同じか、それ以上に重要となる資金管理を適切に行った結果が反映されているのです。
この手の資金管理の話と言って最初に思いつくのが「複利運用」だと思いますが、単に運用資金
が増えたからと言ってロットサイズを大きくしただけだと、勝ち続けている時は資金が増えます
が、負け続けた時はもちろんのこと、勝ち負けが混ざった状態でもジリ貧状態に陥ることが知ら
れていますので注意が必要です。
ギャンブルなどで有名なベッティングについての知識があれば簡単にわかるのではないでしょう
か?
トレードごとのロットサイズの目安として「ケリーの公式」が知られていますが、それでも破産
確率はゼロにはなりませんから、トレード勝率50%で利益確定と損切りの値が同じとした場合に
おいても負けトレードが多ければ全資産を失ってた以上に追い込まれる可能性も十分あります。
そこで、菅原式日経225先物デイトレード塾ではトレード手法だけでなく資金管理においても1章
を使って説明しているというわけです。
トレード手法よりも資金管理をマスターした方が運用成績が向上できるトレーダーは少なくない
のですが、なぜか軽視されやすいことから菅原式日経225先物デイトレード塾では重視している
というわけです。